2008年11月28日

がん幹細胞理論!!!

 ホテルグランビア京都で行われた、「抗がん剤効果の分子機構とがん幹細胞理論に基づく治療戦略のパラダイムシフト」と題した講演会に参加しました。Cancer Stem Cellという理論、それに基づく研究成果に関して、慶應義塾大学医学部の佐谷秀行先生のご講演でありました。
 癌の転移・再発は、Cancer Stem Cellが転移をして増殖するのかということで、講演後に質問させていただきました。転移した細胞がCancer Stem Cellであるかは証明できないが、転移巣にもCancer Stem Cellがあるであろう。Cancer Stem Cellでないがん細胞が転移した先でCancer Stem Cellの働きができるようになるのかもしれないが今後の研究課題であるとご回答いただきました。
 興味深い分野のお話でありました。

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